■第一部■  - 2 - いつもの光景・いつもの仲間






七時四十五分二人は学校に着いた
ふぅっと言った口調で奥が
「どれ・・・クラスはどこだ」
三年五組・・・まぁいつも通りだ変わったメンバーはさほど居ない。
「ん・・・何で学年で学力があまり高くない、水人や工藤が居るんだ・・・」
奥は不思議に思ったが、後数ヶ月もすれば・・・分かる・・・
川津が楽しそうに喋った
「担任・・・誰だろなぁ〜」
奥は喋った
「まだ知らなかったのか?ニシムーだよ」
ニシムーとは担任の西村先生のあだ名である。
「・・・マヂかよ〜オレの楽しい学生LIFEがぁ〜」
川津は落胆していた、そりゃそうだ、西村と言えば学校一評判の悪い先公であるから・・・
「まぁクラス行こうぜ」
奥が沈黙してた空気を破った。
案の定もう西村はクラスに居た、しかも「一人」で・・・
「あ゛・・・おはよーございます・・・」
奥はいつもの顔に戻る・・・
そうして、ホームルームの時間が始まる。
いつものように、西村の自己紹介が始まる・・・
「えーと担任の西村です、担当は理科です、趣味は〜」
ああ、どうでもいい、願わくば早く終わらないか・・・
運が悪かった、一時間目は理科だ・・・クラスのみんなが思うだろう・・・
「うわぁ〜自分は不幸だ・・・」とな。
こうして、初日は始まった。



【残り32人】

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